「好き」を仕事にする自分ブランドのつくりかた

 

目次

 

◆はじめに
◆モノ作りをビジネスにした人たち
※卒業、入居の5ブランドの取材です。
手作りクリエイターの進路の参考に。
yumiko iihoshi porcelain
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Kanmi.
LOWRUNDER

第1章 立ち上げの前に
※ブランドを立ち上げたい人、独立前の人に向けた章ですが、
どういうタイプが成功するかという資質にも触れています。
起業前に必要な覚悟については、独立後もあてはまることも。

◆自分ブランド立ち上げの第1歩
 1:デザイナーの種類を知ろう
 2:成功しやすい道を選ぶ
◆独立系デザイナーに向く人物とは
 3:人に好かれるキャラクター
 4:ビジネス向きの考え方ができる
 5:行動パターン
◆起業前に必要な3つのこと
 6:これはビジネスだという覚悟
 7:経営者としての自覚
 8:準備資金、運転資金

第2章 ブランド作りスタート
※ブランドって何か、ということを簡単に説明しています。
商品を売り込む意識が強いクリエイターや企業が多いのですが、
それではブランド化するのが難しいのです。

◆Vol.1 ブランドコンセプトを作る
 9:ブランドとは何かを知ろう
 10:ブランドコンセプトとは
 11:ブランドコンセプトの作り方
 12:ターゲットを決める
◆Vol.2 事業計画を立てる
 13:事業計画とは何か
 14:事業計画の作り方
 15:事業計画の注意点
◆Vol.3 商品を作る
 16:商品構成を考える
 17:マーケットから発想する
 18:商品デザイン
◆Vol.4 ブランドの魅力を伝える
 19:バイヤーとのコミュニケーション
 20:ブランド資料の制作

第3章 仕事を続けていくために
※手作りで始めたビジネスがあるところで行き詰ります。
それはなぜか、どうすればいいのか、という考え方。
ブランドを立ち上げた人への実践的なアドバイスも少々。

◆手作りからビジネスへのステージを上がる
 21:仕事に対する取組み方を変える
 22:売り上げが伸びないときに
◆ステージを上がるための戦い方
 23:戦略を考える
 24:現状を分析する
 25:自分だけの仕事から、人と関わることが仕事に
◆工場とのおつきあい
◆ショップとのお付き合い
 26:新規ショップを展示会で開拓
 27お付き合いのあるショップとの関係
◆メディアとのお付き合い


最初の段階から文章量がかなり削られていますので、
具体的な事例などが足りないかもしれません。
しかし、仕事で悩みながら読んでいただくと、
どこかでヒントになることがあるはずです。

本の内容を参考にして取り組んでもらえれば
1500円の本代の元は取れます。まちがいなく。

ただし、これを読めば「楽して儲かるようになる」わけではありません。
むしろ頭を使わなくてはいけなくなり、やることも増えるから、
もっと仕事が忙しくなると思います。

でもそれがブランドを大きくすることにつながる実感を得ることにつながります。


それから、
「もし参考にならなかったら、本代がもったいないかも」と1500円を惜しむ人は、
買わないほうがいいです。
すでにその時点で成長志向ではなく、経費削減志向になっているので、
考え方やヒントが成果につながりにくい体質になっていて、
役に立たない可能性も否定できません。

また、具体的な実践ノウハウが満載、という本ではなく、考え方が中心となっています。
ヒントはありますが、自分でノウハウに落とし込む必要はあります。